おもて内科糖尿病クリニック 内科・人工透析・腎臓内科・循環器内科

お問い合わせはこちら
Tel.0436-52-8011
求人情報

おもて内科糖尿病クリニック 内科・人工透析・腎臓内科・循環器内科

アクセス 電話アイコン電話する

循環器内科

Cardiology

Cardiology循環器内科

循環器内科

循環器内科では、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈などの心臓の病気や、動脈瘤(りゅう)、動脈硬化など血管の病気の診療を行います。
循環器疾患のリスクとなる生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)をしっかり管理していくことが、発症・再発予防に重要であり、専門医ならではの治療を提供いたします。

高血圧

血圧が高い状態が続くことで血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
まずは原因を特定するところからはじめます。高血圧の原因は1次性、2次性に大別されます。1次性に関しては、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。2次性にはホルモン異常(腫瘍含む)、腎臓疾患、睡眠時無呼吸症候群、夜勤勤務など様々なことが原因で高血圧を惹起します。2次性といわれるものはが原因ですと、内服薬を使用しても期待された効果が得られないこともあり、疾患特異的な治療が必要となります。また内服薬をお飲みになられた状態ですと正確な判断が難しくなるため治療開始前に検査されることをおすすめいたします。血圧コントロールの目標値は個人によってかわり一概に値を決めることはできません。お持ちになっている合併症(糖尿病、腎臓病、大動脈瘤、脳梗塞、高脂血症など)により、治療目標値が変わるからです。たかが高血圧、されど高血圧です。悩まれていらしたら、是非ご相談ください。

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。
高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられます。治療薬が必要になる場合では薬の選択を慎重に行います。糖尿病に影響を与える可能性のある薬や、逆に腎臓を守る可能性のある薬などを全身的な病気を判断し選択していきます。

狭心症

動脈硬化などが原因で冠動脈の血流が十分でなくなると、心臓が酸素不足となり、痛み、圧迫感、絞扼(こうやく)感(しめつけられる感じ)などの胸部症状が現れます。ちょうど心臓の筋肉の筋肉痛のような状態です。これが狭心症の発作です。
最初のうちは、心臓がたくさんの酸素を必要とする運動時だけに症状が出ることが多く(労作性狭心症)、筋肉痛のように休むと治まることが多いのですが、病気が進行すると安静時にも症状が現れるようになります。
また、狭心症の中には、冠動脈に動脈硬化がなくても、冠動脈自体が痙攣・収縮(攣縮=れんしゅく)し血流が悪くなり、狭心症のような症状が出る場合があります。このような状態を「冠攣縮性狭心症」といいます。これは血管の中は動脈硬化によって細くなっていないことが多いので、血流の低下(発作)は運動時・安静時に関係なく起こります。特に朝方の発作が多く、「朝方胸が痛くて目が覚めた」という患者さんが多くいらっしゃいます。
胸部症状を自覚するときには、早めに検査を受けることが大切です。

心筋梗塞

動脈硬化で心臓の血管(冠動脈)の内腔が狭くなったところに、急に血液の小さな塊(血栓)が詰まって血管を塞いでしまうと、酸素が供給されなくなった心筋がダメージを受けることで心筋梗塞が発症します。梗塞とは細胞が"窒息死"した状態のことを言い、心筋細胞が窒息死することを心筋梗塞といいます。通常は感じたことのない胸部の圧迫感や胸痛を自覚されることが一般的ですが、糖尿病を合併していると痛みを感じにくく、気づかないうちに心筋梗塞を発症されていることがあります。痛みがなくとも息切れがするようになった、前よりも歩けなくなったなどの症状が出現するなどいつもと違う症状が診断の決め手となることがありますので、何でもご相談ください。また定期的な検査が早期発見にもつながりますので、しっかりと健診も活用していきましょう。

弁膜症

検診等で心臓に雑音がある、労作時の呼吸苦、足のむくみ、全身のだるさなどの症状や時として失神発作などで発見されます。
治療は、軽症~中等症までは、薬物治療(利尿剤、強心剤)が中心となります。しかし、病状が進んでくると、徐々に全身の臓器を障害して進行し、お薬ではコントロールできなくなり、手術が必要となる場合があります。適切なタイミングを見計らっていくために、心臓超音波検査での観察が重要といえます。ただ本当に大事なのは、前より動けなくなった、むくみがでてきたなどが検査ではわからない重要な情報のことがありますので、いつもと違う症状がでてきたら是非教えてください。

心不全

うっ血性心不全とも言われる心不全とは、心臓が全身に必要量の血液を送り出すことができなくなった状態を指します。動脈を通じての全身への血液供給や静脈から心臓への血液の汲み上げが障害されるため、疲れやすい、顔・下肢がむくむ、食欲がなくなるなどの症状がおこります。また、多くの場合、肺に血液が滞り、肺での酸素交換が障害され、軽作業でも息切れを感じます。

閉塞性動脈硬化

動脈硬化症とは「動脈がかたくなる」ことです。血管の中にごみがたまると、血管が古くなり、弾力がなくなっていきます。
血管の内側がせまくなると必要な酸素、栄養がいきわたらず、臓器や組織が正しく機能しなくなります。さらに血管が詰まると臓器や組織に血液が流れず、壊死してしまうこともありますので注意が必要です。

不整脈

心臓は通常1日10万回程度、規則的に拍動し、全身に血液を送っています。
不規則に心臓が動いてしまう状態や、正常な範囲を超えた心拍数になる状態を大きくまとめて不整脈と言います。
不整脈には多くの種類があり、放置してよいものから、無症状であったとしても命に関わるような危険なものまで、さまざまです。しかしほとんどが命に直接かかわることのない不整脈です。しかし間接的には重症の脳梗塞が、心房細動という不整脈によって引き起こされることもあり、正しい診断と治療が必要です。

喘息(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病と言えます。

歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性の咳や痰が特徴的な症状です。喘鳴や発作性呼吸困難など喘息の様な症状を合併する場合もあります。